自然素材の家は本当に体にいいのか?結論から解説
「自然素材の家は体にいい」
そう聞いても、正直なところ「気休め程度では?」と感じていませんか。
実はその答えは、木や土という素材そのものが持つ、目に見えない3つの働きの中に隠れています。
これから、その理由を一つずつ、順を追って解説していきます。
調湿効果で、一年中「さらり」とした空気に包まれる
自然素材の家が体にいいと言われる最大の理由は、木や土が自ら湿度を調整してくれることにあります。

なぜなら、無垢材や土壁・漆喰は呼吸する素材だからです。
湿度が高い時は水分を吸い込み、乾燥している時は逆に水分を放出する。
この「吸放出」の働きによって、室内の湿度は常に一定の範囲に保たれます。
実際、私たちが木材を選ぶ際も、この調湿性能を重視しています。
ビニールクロスや新建材のように表面をコーティングした素材では、この呼吸ができません。
湿気の逃げ場を失った空気は室内にこもり続け、ジメジメとした不快感やカビの原因になってしまいます。
自然素材はこの「逃げ場」を作ってくれる存在なのです。
低アレルゲンだから、家族が安心して深呼吸できる

自然素材の家は、化学物質過敏症やアレルギーで悩む家族にとって、大きな支えになります。
現在の新建材は、国の基準(エフフォースター)(F☆☆☆☆など)によって放出される化学物質の量が厳しく管理されており、一般的な使用であれば健康に大きな問題が出ないよう配慮されています。
しかし、その「基準内」の微量な化学物質にさえ反応してしまう、化学物質過敏症の方が一定数いらっしゃるのも事実です。
無垢材や漆喰・土壁であれば、そもそも接着剤や防腐剤を使わずに造ることができるため、そうした方でも安心して暮らせる住環境になります。
私たちの現場でも、「今の家は基準を満たしているはずなのに、なぜか息苦しい」というご相談をいただくことがあります。
基準は多くの人にとって安全な数値でも、体質によっては反応してしまう方がいる
これは、数値だけでは測れない住まいの難しさだと感じています。
天然の木や土だけで造られた空間なら、そもそも反応の原因となる化学物質そのものが存在しないため、深呼吸をしても違和感を覚えることがありません。
「森の中にいるような空気」が、暮らしの質を底上げする
自然素材の家に足を踏み入れた瞬間の「清々しさ」は、決して気のせいではありません。
これは、木材から発せられるフィトンチッドという香り成分と、素材が持つ調湿・調温作用が組み合わさることで生まれる効果です。
空気そのものの質感が、新建材の家とは根本的に違ってくるのです。
私たちが施工したお宅では、「朝、目が覚めた瞬間の空気がまるで違う」「家に入った瞬間にホッとする」という声を数多くいただいています。
これは決して大げさな表現ではなく、木や土という生きた素材が、常に室内の空気を整え続けてくれているからこそ生まれる、暮らしの質の違いなのです。
一般的な建材(新建材・ビニールクロス)との具体的な違い
「自然素材が良いのはなんとなく分かったけれど、実際どれくらい違うの?」
そう思われた方も多いはずです。
ここでは、多くの住宅で使われているビニールクロスや集成材と、自然素材とを具体的に比較しながら、その違いを見ていきましょう。

ビニールクロスと漆喰・土壁、調湿性能の差は歴然
見た目はどちらも「壁」ですが、その内側で起きていることはまったく異なります。
ビニールクロスは石油由来のフィルムで壁の表面を覆う仕上げ材のため、湿気を通しません。
一方、漆喰や土壁は多孔質(たくさんの微細な穴を持つ構造)になっており、空気中の水分を自ら吸ったり吐いたりできます。
この違いは、実際の暮らしの中で顕著に表れます。
ビニールクロスの部屋は、梅雨時にジメジメし、冬は逆に乾燥しすぎて喉を痛めやすくなります。
私たちが手掛けてきた土壁の家では、こうした極端な湿度変化が起きにくく、一年を通して「さらり」とした感覚が保たれていると、多くのお施主様から実感の声をいただいています。
集成材と無垢材、10年後・20年後で見た目も違ってくる
新築の時はどちらも美しく見える集成材と無垢材ですが、時間が経つほどにその差は開いていきます。
集成材は薄い木材を接着剤で貼り合わせて作られるため、表面の突板(化粧材)が剥がれたり、接着面が劣化すると強度が落ちてしまうことがあります。
無垢材は一本の木からそのまま切り出すため、経年によって剥がれる心配がなく、むしろ使うほどに色艶が増していく性質を持っています。
私たちがリフォーム現場で古い家を解体する際、無垢材で組まれた柱や梁は50年、100年経っても十分に使える強度を保っていることを何度も目にしてきました。
一方、集成材の劣化は接着剤の耐用年数に左右されるため、無垢材のような「経年美」は期待しにくいのが実情です。
断熱性能も、素材そのものの性質で変わってくる
同じ厚みの壁でも、使う素材によって「体感する温かさ」は変わります。

木は、コンクリートや金属に比べて熱を伝えにくい性質(熱伝導率の低さ)を持っています。
そのため、無垢材を使った床や壁は、冬でも底冷えしにくく、素足で歩いても冷たさを感じにくいという特徴があります。
私たちが手掛ける家では、この木の性質を活かしつつ、現代の断熱材や気密性能もあわせて設計することで、「木の温かみ」と「科学的な断熱性能」の両方を実現しています。
素材そのものが持つ力と、現代の技術を掛け合わせることこそが、本当に快適な住まいづくりだと考えています。
なぜ効果があるのか?大工目線で見る「見えない部分」の違い
ここまで自然素材の効果について解説してきましたが、実はカタログやスペック表には載らない、もっと大切な話があります。
それは、壁の中や床下という「見えない部分」で何が起きているかということ。
40年間、数えきれないほどの現場を見てきた大工だからこそ語れる、本当の違いをお伝えします。
湿気で腐った土台を、何度もこの目で見てきました
見えない部分の劣化こそ、家の寿命を大きく左右する最大の要因です。
なぜなら、床下や壁の内部は普段目にすることがなく、傷みが進んでも気づかれにくい場所だからです。
表面がどれだけ綺麗でも、内部で構造材が傷んでいれば、家そのものの強度は静かに失われていきます。
私たちはリフォームの現場で、ビニールクロスや合板で密閉された壁の内部を数多く解体してきました。
そこで目にしてきたのは、逃げ場を失った湿気によって腐食し、シロアリの被害まで受けていた土台や柱です。
表面はまったく問題なさそうに見えても、壁を剥がしてみると内部はボロボロ、というケースを一度や二度ではなく、何度も経験しています。
ビニールで密閉すると、空気は「淀んで」しまう
高気密・高断熱の家が増えている今だからこそ、あえてお伝えしたいことがあります。
密閉性を高めることは、外気の影響を受けにくくする一方で、内部の湿気の逃げ道を塞いでしまうという側面も持っています。
特に、木材そのものが呼吸できない建材で囲ってしまうと、構造材と建材の間に湿気がこもり続けることになります。
現場では、機械換気だけに頼った高気密住宅で、壁内結露(壁の内部で水滴が発生する現象)によって柱や梁が傷んでいる例も見てきました。
私たちが自然素材と伝統的な継手・仕口の技術にこだわるのは、こうした「見えない場所で家が悲鳴を上げている」現実を、現場で何度も目の当たりにしてきたからです。
素材そのものに呼吸させることで、機械に頼りきらない、自然な空気の通り道を作ることができるのです。
経験を積んだ大工だからこそ、傷む前に気づける
家の健康状態は、施工する職人の「経験値」によって大きく変わります。
これは、木材の性質や地域特有の気候による傷み方のパターンを知り尽くしていなければ、適切な処置や対策を先回りして行うことができないためです。
マニュアル通りの施工だけでは、この土地ならではの弱点を見抜くことはできません。
40年間、豊橋の強い風や湿気と向き合いながら数多くの家を建て、そして直してきた経験があるからこそ、「この納まりだと将来ここが傷みやすい」という勘所が分かります。
棟梁自身が現場に立ち続けているのも、この見えない部分にこそ、職人としての技術と誠意を注ぎ込むべきだと考えているからです。
科学的根拠はあるのか?三浦環境科学研究所の空気測定結果
これまでの話が「経験則」や「感覚的な話」に聞こえた方もいるかもしれません。
ここからは、その裏付けとなる客観的なデータについてお話しします。
「本当に効果があるのか、数字で確かめたい」
そんな懐疑的なあなたにこそ読んでいただきたい内容です。

第三者機関による空気測定で、数値として証明する
私たちは、自社の主観だけでなく、専門機関による客観的な測定を通じて住まいの空気環境を確認しています。
なぜなら、「自然素材だから安心です」という言葉だけでは、本当に不安を抱えている方の心には届かないと考えているからです。
特に化学物質過敏症やアレルギーをお持ちのご家族にとって、必要なのは印象ではなく、数値という動かぬ根拠です。
そこで私たちは、三浦環境科学研究所による室内空気環境の測定を実施しています。
専門機関が実際に住まいの空気を採取し、化学物質の濃度を分析することで、「なんとなく良さそう」ではなく「測定した結果、これだけ少ない」という形でお伝えできる体制を整えています。
測定結果が示す「化学物質がほぼ検出されない」家
実際の測定では、一般的な新建材を使った住宅と比較しても、明確な違いが数値として表れています。
これは、接着剤や防腐剤といった化学物質そのものを使わない自然素材を選んでいることが、そのまま測定結果に反映されるためです。
使っていないものは、当然ながら空気中にも放出されません。
私たちが手掛けた住まいでは、この測定によって化学物質がほぼ検出されないという結果が出ています。
これは偶然ではなく、無垢材・漆喰・土壁という素材選びと、それらを活かす施工技術を積み重ねてきた結果です。
「体に良さそうだから」ではなく、「測定した結果、体に負担をかけない空気だと確認できたから」お伝えできる安心感がここにあります。
高気密住宅の「息苦しさ」と、自然素材住宅の空気の違い
同じ「新築の家」でも、住んでからの「呼吸のしやすさ」は大きく異なります。
これは、高気密住宅の多くが化学物質を発生させる建材と機械換気に頼っている一方、自然素材の住まいは素材そのものが空気を整えているためです。
機械が止まってしまえば空気の質は保てなくなりますが、木や土は24時間365日、休むことなく調湿・浄化を続けてくれます。
実際に高気密住宅から自然素材の家へ住み替えられたお客様からは、「息苦しさがなくなった」「朝の目覚めが違う」というお声を多くいただいています。
数値としての測定結果と、暮らしの中での体感、その両方が一致していることこそが、私たちの家づくりへの自信につながっています。
実際に住んだ家族の声(体感としての変化)
数値や理論だけでは伝わらないことも、実際に暮らした方の言葉には説得力があります。
ここでは、自然素材の家に実際に住まわれているお施主様から寄せられた、率直な体感の変化をご紹介します。
あなたの未来の暮らしを、少し具体的にイメージしていただけたら嬉しいです。
「空気がきれいになった」という、暮らしの中の実感
住み始めてまず気づくのは、目に見える部分よりも先に「空気」の違いだと語るお施主様が多くいらっしゃいます。
これは、無垢材や土壁が持つ調湿・浄化作用が、日々の暮らしの中で常に働き続けているためです。
特別な操作をしなくても、素材そのものが空気を整えてくれるからこそ、住んでいる本人が「変化」として実感しやすいのです。
K様邸(豊川市)では、自然素材と伝統工法にこだわられたご夫婦から、「家の中の空気が明らかに違う」というお声をいただきました。
また、S様邸(新城市中宇利)でも、土壁と自然素材を使った新築住宅について、住み始めてからの空気の心地よさを実感されているとのお言葉をいただいています。
K様邸(豊川市)の自然素材と伝統工法こだわられたご夫婦
豊川市にお住いのK様は、実は10年前にご自宅を加藤建築で建てられた方。とても気に入ってくださったとのことで、このたび、離れも加藤建築で建てられました。離れが完成したので、ご夫妻にお話を伺ってきました。 こんにちは。本日は […]
S様邸(新城市中宇利)土壁と自然素材を使ったできた新築住宅完成!
新城市にお住まいのS様の楽しみは、住宅展示場めぐり。大手メーカーの住宅展示場や新築見学会に家族で出かけるのがお好きだったそう。そんなS様が、長年の希望がかなってとうとう新築のご自宅を手に入れられ、入居されたので、棟梁とお […]
「結局は信頼で決めた」という、素材以上の安心感
自然素材そのものの効果に加えて、お施主様が口をそろえておっしゃるのが「誰に頼むか」という安心感の大きさです。
なぜなら、いくら良い素材を選んでも、それを扱う職人の技術と誠意が伴わなければ、本来の効果を十分に発揮できないからです。
素材選びと同じくらい、施工する人間への信頼が住まいの満足度を左右します。
H様邸(豊橋市)では、「結局は信頼で決めた」というお言葉をいただきました。カタログスペックの比較だけでなく、現場に立ち続ける棟梁の姿勢そのものが、最終的な決め手になったというお声です。
H様邸(豊橋市)結局は信頼で決めた
愛知県豊橋市にお住まいのHさまは、奥さまとお嬢さまと暮らす3人家族。この春、念願のマイホームを手にされて、3ヵ月と少し。今日は、棟梁と一緒にお話を伺ってきました。 こんにちは。本日は、お忙しい中、お時間をいただき、ありが […]
「本当に願いがかなった」という、暮らし始めてからの実感
家づくりの成功は、契約時ではなく、実際に住み始めてからの日々の中でこそ証明されるものです。
これは、住まいへの満足度が「間取りの良さ」だけでなく、「毎日そこで過ごす心地よさ」の積み重ねによって決まるからです。
図面の上では分からなかった快適さが、暮らしの中で少しずつ実感として積み重なっていきます。
I様邸では、「本当に思っていたこと、願いがかなったって思います」というお言葉をいただきました。
自然素材が持つ効果は、住み始めた瞬間だけでなく、そこで過ごす一年、二年という時間の中で、じわじわと実感されていくものなのだと、私たちも改めて教えられています。
I様邸 《住んでから編》
前回、《建てるまで編》と題してお話を伺ったI様。新居が完成して、入居後しばらく経ったので、改めて奥さまにお話を伺ってきました。(前回の先輩インタビュー「I様邸 《建てるまで編》」は、こちらからご覧になれます。) ご新築、 […]
自然素材の家のデメリットも正直にお伝えします
ここまで自然素材の良さばかりをお伝えしてきましたが、良いことばかりを並べる話は、かえって信頼を損なうものだと私たちは考えています。
ここでは、自然素材の家を選ぶ上で正直に知っておいていただきたい、費用やお手入れの面についてお話しします。
初期費用は、新建材の家より高くなります

自然素材の家は、一般的な新建材を使った家と比べて、建築時の費用が高くなる傾向にあります。
これは、無垢材や漆喰・土壁といった素材そのものの原価が、大量生産される新建材よりも高いためです。
加えて、これらの素材を扱うには職人の手間と技術が必要となり、その分の手間賃も費用に反映されます。
実際、私たちが見積もりをお出しする際も、坪単価だけを見れば新建材の住宅より高い数字になることがほとんどです。
ここを曖昧にせず、最初にはっきりとお伝えすることが、後悔しない家づくりの第一歩だと考えています。
木は「生きている」からこそ、変化していきます
無垢材は、新建材のように「変化しない」素材ではありません。
なぜなら、木は伐採された後も呼吸を続け、季節の湿度変化に応じてわずかに伸び縮みする性質を持っているためです。
これは欠陥ではなく、生きた素材である証そのものです。
そのため、季節によって建具の開け閉めが少し重くなったり、床にわずかな隙間ができたりすることがあります。
ただし、これは時間の経過とともに味わいのある色艶に変わっていく過程でもあり、私たちの現場では「傷ではなく、家族の歴史」として捉えていただけるお客様がほとんどです。
一時的な出費でも、将来的な維持費は少なくて済みます

初期費用は高くても、長い目で見れば自然素材の家のほうがトータルコストを抑えられるケースが多くあります。
その理由は、新建材の多くが10年〜15年周期で張り替えや補修が必要になるのに対し、無垢材や漆喰は経年劣化に強く、大規模な張り替えの頻度が少なくて済むためです。
表面が劣化して剥がれるビニールクロスとは異なり、自然素材は使うほどに味わいを増していきます。
私たちがリフォーム現場で見てきた実例でも、新建材で仕上げられた家ほど数年ごとの補修が必要になっている一方、無垢材や土壁で造られた古い日本家屋は、50年、100年と経ってもなお、構造材として活かせる状態を保っていました。
「今、少し多く払うか」「将来、何度も払い続けるか」長い目で見た時、自然素材はむしろ賢い選択だと言えるのです。
「一生に一度の財産」だからこそ。棟梁が大切にしていること
素材の話、数値の話、費用の話
ここまで様々な角度からお伝えしてきましたが、最後にお話ししたいのは、私たち「ながら・加藤建築」がなぜここまで自然素材と健康にこだわり続けるのか、その根っこにある想いについてです。
「家は一生に一度の大きな買い物であり、大切な財産」という言葉
棟梁が現場で大切にしているのは、家を単なる建物としてではなく、一生を共にする財産として捉える姿勢です。
これは、住宅ローンを組み、何十年もかけて向き合っていく家というものが、人生の中でも特別に重い決断だと理解しているためです。
だからこそ、施主が心から納得し、安心して暮らせる住まいを届けることが、何よりも大切だと考えています。
棟梁自身、「家は一生に一度の大きな買い物であり、大切な財産」と常々語っています。
だからこそ、素材選び一つ、納まり一つに至るまで、妥協した提案をすることはありません。
「後悔してほしくない」という思いから、不安に寄り添う
家づくりには、必ず不安や疑問がつきまといます。
なぜなら、多くの方にとって家を建てることは初めての経験であり、専門的な知識がないまま大きな決断を迫られる場面が数多くあるためです。
「よくわからないまま契約してしまった」という後悔ほど、辛いものはありません。
私たちは、「よくわからないまま家を建てて、後悔してほしくない」という思いから、施主お一人おひとりの疑問や希望に誠心誠意向き合っています。
特にアレルギーや化学物質過敏症といったデリケートな悩みについては、曖昧な返事でごまかすことなく、納得いただけるまで丁寧にお話しさせていただきます。
40年の経験が生む、想像以上の提案力
大工としての経験は、単に技術力の高さだけでなく、「提案の幅」にもつながっています。
これは、40年以上にわたり数多くの家づくりに携わってきたことで、素材の可能性や納まりの工夫について、引き出しの数そのものが違ってくるからです。
マニュアル通りの提案では届かない領域に、経験は届きます。
施主様から「こんなことできるかな?」というご相談をいただいた際、想像以上の提案ができるのが、経験豊富な棟梁の力だと自負しています。
「低アレルゲン住宅」や「自然素材の家」への取り組みも、住む人の健康を第一に考え続けてきた、この経験の積み重ねの延長線上にあるものです。
まとめ:後悔しない自然素材の家選びのために
ここまで、自然素材の家が体に良いとされる理由から、大工目線で見た「見えない部分」の違い、そして正直なデメリットまでお伝えしてきました。
最後に、いままでの内容を振り返りながら、後悔しない家づくりのために何を大切にすべきかをまとめます。
自然素材が体にいい理由は、「感覚」ではなく「仕組み」だった
ここまでお伝えしてきたように、自然素材の家が体に良いとされる背景には、明確な理由があります。
それは、無垢材や漆喰・土壁が持つ調湿効果、化学物質を使わないことによる低アレルゲン性、そして三浦環境科学研究所による測定で裏付けられた客観的な数値です。
「なんとなく良さそう」という漠然としたイメージではなく、素材そのものの性質と、第三者機関のデータという、確かな根拠に基づいた効果だとご理解いただけたのではないでしょうか。
見えない部分にこそ、選ぶべき理由がある
住宅選びで見落とされがちなのが、床下や壁の内部という「見えない部分」の重要性です。
これは、表面の仕上がりがどれだけ美しくても、内部の構造材が傷んでしまえば、家そのものの寿命が縮んでしまうためです。
40年間、数多くの現場でこの現実と向き合ってきたからこそ、私たちは自然素材と伝統工法にこだわり続けています。
見た目や価格だけで判断せず、「この家は10年後、30年後も健やかであり続けるか」という視点を持つことが、後悔しない家づくりの分かれ道になります。
あなたの「一生ものの家」を、一緒に考えませんか
自然素材の家は、初期費用が高くなる一方で、将来的な維持費を抑えられ、何より家族の健康を長く守り続けてくれる選択肢です。
家は一生に一度の大きな買い物であり、大切な財産です。
だからこそ、素材選びから施工まで、妥協のない提案を受けられる相手を選ぶことが何より重要だと、私たちは考えています。
「アレルギーが心配」「本当に効果があるのか実際に確かめたい」
そんな疑問やご不安がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
棟梁自らが現地に伺い、あなたとご家族にとって本当に心地よい住まいづくりを、一緒に考えさせていただきます。
現在建設中の「終の棲家」平屋、見学会のお知らせ
最後に、一つご案内があります。今まさに私たちが手掛けている「終の棲家」となる平屋の現場で、見学会を開催することになりました。
この記事でお伝えしてきた調湿効果や木の温もりを、ぜひご自身の五感で体感していただきたいと思います。

8月1日・2日、現場を実際に見ていただけます

言葉や写真だけでは伝わらない「空気の違い」を、実際に体感していただく機会をご用意しました。
なぜなら、自然素材の心地よさは、その場に立って初めて実感できるものだからです。
無垢材の香り、素足で歩いた時の感触、珪藻土と無垢材で出来た空間が持つ独特の静けさ
これらは、記事を読むだけでは決して伝わりきりません。
現在建設中の「終の棲家」平屋では、超貴重品の水目桜のフローリングや、銘木材で造る下駄箱、棟梁自らが仕上げるコンクリートの金鏝仕上げなど、これまでの経験を集約した仕様で家づくりを進めています。
8月1日(土)・2日(日)の2日間、この現場を実際にご覧いただける見学会を開催いたします。
「自然素材の家に本当に効果があるのか、自分の目と肌で確かめたい」
そんな懐疑的な気持ちのままで構いません。
どうぞお気軽に、現場の空気を感じにいらしてください。棟梁自らが、その場でご案内させていただきます。
棟梁の思い
- 家は一生ものの財産 、棟梁は「家は一生に一度の大きな買い物であり、大切な財産」と語っています。
だからこそ、施主が納得し、安心して暮らせる家を建てることが何よりも大切だと考えています。 - 不安や疑問に寄り添う姿勢 家づくりには不安がつきもの。
「よくわからないまま家を建てて、後悔してほしくない」という思いから、
棟梁は施主の疑問や希望に誠心誠意向き合い、納得のいく提案を心がけています。 - 経験に裏打ちされた提案力 40年以上の大工経験を持ち、
棟梁としても数多くの家づくりに携わってきました。
施主の「こんなことできるかな?」という声に対して、
想像以上の提案ができるのが“経験豊富な棟梁の力”だと自負しています。 - 健康と安心を守る家づくり 「低アレルゲン住宅」や「自然素材の家」など、
住む人の健康に配慮した設計にも力を入れており、
化学物質過敏症などに悩む方にも安心して暮らせる住環境を提供しています。 - 地域への思いと誇り 豊橋市を中心に、地元の風土や文化に根ざした日本家屋を手がける棟梁は、
「とよはしの匠」や「愛知の名工」にも認定されており、地域に貢献する職人としての誇りを持っています。
ながら・加藤建築株式会社 代表・加藤泰久自己紹介

日本家屋を建て続けて40年
自然素材の特性を生かし、長年の知識と高い技術
代表・加藤泰久(かとう やすひさ)
KATOU YASUHISA
東三河の皆さん初めまして、この仕事を始めて40年目(令和7年時点)
自然素材にこだわった家造りを続けています。
今まで培って来た大工の経験を活かし、新築からリフォーム工事など建築工事の全般を行っています。
ながら加藤建築(株)が選ばれる
3つの理由
ポイント
01

地域密着
ながら加藤建築㈱は、お陰様で豊橋・豊川・新城・田原・浜松等の地域の地元のお客様にご利用いただいております。
地域密着なので、見積もりや現状の把握等も素早く行得ております。
ポイント
03

40年の経験
大工の棟梁として、40年の経験により他でお断りされたリフォーム等の依頼も数多く承っております。更に寺社仏閣などの修復も行っております。
当社の工事事例集が、リフォームを検討中の皆さまにとって最適なヒントとなる理由は3つあります。
- 「しっかりと直す」という理念の具現化: 「とりあえず直す」ではなく、建物の構造や環境を深く理解した上で、将来にわたって安心できる根本的な解決策をご提案しています。水回りの入れ替えから、結露・断熱対策、大規模な間取り変更を伴うリノベーションまで、「しっかりと直したい」というお客様の強いご要望に応えた成果がご覧いただけます。
- 地域密着だからこその高い技術と安心感: 豊橋の気候風土を知り尽くした職人チームによる高い技術力は、難易度の高い工事にも対応可能です。その一つ一つが、お客様から「任せて安心」という高い評価と信頼をいただいてきた証です。工事後のアフターフォローや、地元工務店ならではの迅速な対応についてもご安心ください。
- ビフォーアフターでわかる劇的な変化: この事例集では、工事前の課題が何であったか、そして当社の技術によってどのように理想の住まいへと生まれ変わったかを、具体的な写真と詳細な解説でご覧いただけます。「こんなに変わるんだ!」という感動と、「私の家もこんな風にできるかも」という具体的なイメージを持っていただけるはずです。
経歴
| 平成24年 | 【第6回全建連建築技能競技大会にて、銅賞受賞】 |
| 平成25年 | 【第27回技能グランプリ大会にて、敢闘賞受賞】 |
| 平成25年 | 【厚生労働省ものづくりマイスターに認定】 |
| 平成27年 | 【第28回技能グランプリ大会にて、2度目となる敢闘賞受賞】 |
| 平成31年 | 【グットスキルマーク(厚生労働省認定)1級技能技師】 |
| 令和5年 | 【とよはしの匠認定】 |
| 令和6年 | 【愛知県優秀技能者表彰(愛知の名工)】 |
| 令和5年~ | 【豊橋大工組合副組合長】 |
| 令和5年~ | 【愛知県建設組合連合副会長】 |





















