玄関ポーチ

最近、簡略化しているのか、ほとんど見なくなった、

「玄関ポーチ」

棟梁の所でも設計上出来ないお宅もありましたが、

出来る事なら、付けるようにしています。

今回のお宅は、南京の柱、南京の桁、南京のタルキと、

すべて、北山杉の南京丸太で、施工します。

これは柱、

手前が桁

柱にホズの墨を付けて

墨通り刻むとこのようにホズが出来ます。

桁に柱のホズが入る穴を掘って、差し込みます。

このようにコンパスで癖を取り、桁と柱がピタッとつくように細工をします。

ここから段々と付けて行きます。

棟梁は、桁と柱を作って、取付は若い衆に任せて、

ここが重要なんです!!

垂木の選別をして、加工します。

加工が終わると、外部用のニスを塗って今日はおしましい。

 明日朝、もう一度にニスを塗って、桁にも二度塗ります。

お天気が良く成れば、石を設置しに行って、柱の高さを出しに行きたいと思っています。

今では、ほとんど見なくなった「玄関ポーチ」出来上がったら見に来てください。

棟梁

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桃・栗3年家100年(大工のととのブログ)

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