最終追記:2017年06月15日更新

【ながら加藤建築】大黒柱と日本家屋の棟梁の技量


「建前」のときに失敗が見つかることがあります。それについて、ながら・加藤建築では「間違いじゃないでね」と説明します。というのも、

完璧な家を建ててしまうと
その家主の家系は、それ以上繁盛しない

と古くから言われているからなんです。

間違いではなく、施主さんを想ってのことだと
説明するのです。

実際に、昔は、子どもや孫、ひ孫の代までひとつの家に住んだので、建物がその家系に大きく影響すると考えられていたのでしょう。

ひとつの間違えで切腹???

人から聞いた話なので、曖昧ですが日光東照宮での話として聞いたものです。この「ひとつだけ間違えると繁盛する」という言い伝えから、棟梁は日光東照宮の繁盛……つまり、徳川家の繁盛を願って柱を一本だけ逆さまにして建てたそうです。ただし、間違えていることがわかると大問題ですのでわからないように、その柱には彫刻を施したそうです。

【ながら加藤建築】大黒柱と日本家屋の棟梁の技量

ところがお披露目のときに、名も無いおばあさんに、「なんで、この柱だけ上下を間違えたまま建てたのか」

と指摘されてしまいました。

指摘されたその棟梁は責任を負って
切腹したという言い伝えがあります。

職人が素人に間違いを指摘されたわけですから戦国時代なら、確かに切腹もあり得るかもしれません。棟梁は、それぐらいに間違いにはシビアであり将軍の「繁盛」は、今では想像できないぐらいのとても重要なものだったのでしょうね。

ながら・加藤建築の建てる家で見つかる間違い…(反省)

ながら・加藤建築で建てる家で見つかる間違いもありますが、もちろん小さなものです。

【ながら加藤建築】大黒柱と日本家屋の棟梁の技量

『つか』といって屋根の重さを分散して伝えるための45㎝ぐらいの小さな柱があるのですが、その長さを1.5㎝程度間違うなどの小さな失敗です。

【ながら加藤建築】大黒柱と日本家屋の棟梁の技量

僕らも、三度は確認するんですが、何千もの部材を使うわけですからどうしても見落としが出てしまい、それが建前の段階で見つかるわけです。

とはいえ、実際にはミリ単位の間違いも
うやむやにすることはありません。

だからこそ、棟梁が建てた家は、何十年経っても手入れさえしていれば、歪みや隙間が出てこないのです。

ながら・加藤建築株式会社 代表・加藤泰久自己紹介

日本家屋を建て続けて40年




自然素材の特性を生かし、長年の知識と高い技術

代表・加藤泰久(かとう やすひさ)

KATOU YASUHISA


東三河の皆さん初めまして、この仕事を始めて40年目(令和7年時点)
自然素材にこだわった家造りを続けています。
今まで培って来た大工の経験を活かし、新築からリフォーム工事など建築工事の全般を行っています。

経歴

平成24年【第6回全建連建築技能競技大会にて、銅賞受賞】
平成25年【第27回技能グランプリ大会にて、敢闘賞受賞】
平成25年【厚生労働省ものづくりマイスターに認定】
平成27年【第28回技能グランプリ大会にて、2度目となる敢闘賞受賞】
平成31年【グットスキルマーク(厚生労働省認定)1級技能技師】
令和5年【とよはしの匠認定】
令和6年【愛知県優秀技能者表彰(愛知の名工)】
令和5年~【豊橋大工組合副組合長】
令和5年~【愛知県建設組合連合副会長】

仕事の内容

  • リフォーム工事
  • 新築工事
  • 古民家再生工事
  • 社寺建築
  • エクステリア工事
  • 土木工事
  • 塗装工事
  • リノベーション工事

ブログ

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最近では、左官工事の仕事もするようになりましたが、自然素材の家造りをこだわってい造っています。

漆喰塗り

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コンクリート土間打ち