最終追記:2017年10月30日更新
愛知県新城市 Kさんファミリー家のすぐ横には山から流れる沢にきれいな水が通る、新城市八名井地区に全解体で新たに新築されたKさん宅。親戚でもある棟梁が訪れた時に、「家が傾いていない?」の一言…。この土台では地震が心配…急遽、棟梁に相談、そして新築することになり…棟梁の一言から始まったマイホームつくりをお伝えします。
傾いた家を新築で建替え。満足度120%の住まい
「棟梁の先代が手掛けた家を棟梁が建て替える…代を繋いだ新築工事」土台の傾きを親戚である棟梁に指摘されて、新築工事を決意された加藤さん。工事を依頼するまでの経緯からプランニング、現在の住まい心地までのインタビューです。 お楽しみに!
◆第4話「実際に住んでみて」【最終話】(全4話)
実際に住んでみて
驚きばかり
昨年11月に引っ越しを終えました。実際に冬と春を過ごし、今のところ不便さは感じていません。この冬は暖房器具は朝晩の「エアコン」と「こたつ」だけ。新築以前は、なしではいられなかったストーブは使いませんでした。二重サッシ・土壁構造なので、一度温まると冷えにくいように思えました。初めてのこの夏がどれだけ快適に過ごせるかとても楽しみです。
キッチンをはじめとするほとんどの窓の開口を希望通り広くしてもらえたことでとにかく明るく、風通しも抜群です。
洗面所の床の木も湿気に強い木を使った意味、大きな収納を使いやすいように中をこまかく仕切ってもらったことで余計な家具を置くこともないのですっきりしていることなど、住んでみてわかる「快適」や「便利」と実感できることがたくさんありました。
家が出来上がって、改めて機能性や木への「こだわりがすごくて驚きばかり」です。
棟梁にお願いしてよかった
自分たちが言ったことが形になっていくという感覚がありがたかった。棚付けもギリギリまでつけてもらったり、展示場で見た出窓がほしいと特注の出窓を作ってくれたこと、ダメなことはダメ…だけどこうしたら…と次の展開を提案してくれることなど、変更も聞いてもらえ要望も聞いてもらえました。したいことを棟梁が、さらによく提案してくれて決めていく+それ以上の+αが今の満足度に繋がっていると思います。
「友達がきてもびっくりされます。私たちも住み始めた当時は自分の家じゃないみたいで、やっと慣れてきたところです」
棟梁に頑張ってもらったので、納得できた家が完成できました。
お客さんがきても大丈夫ですし、今後、家族の誰が使っても安心して住めると思います。
先輩にご質問!
住んでみて現在までの満足度は何%ですか?
120%です!ただ、土壁にしたことで予定していた「金魚の水槽」が、家族の猛反対を受けて置けなくなったことだけが心残りです(^^;)
それでも、満足度はもちろん変わりません!
voice of the interviewer
随所に棟梁の配慮を感じられるレポートになりました。親戚という事ではなく、一人の施主様に対する姿勢が笑顔を産むことを実感しました。