凄く残念!
今日はちょっと残念なご報告です。
棟梁の出しているユウチューブにコメントが入ってきています。
今までは、いろんな人がいるので…と持っていましたが、
この動画、5年前に棟梁が造った家に屋根土を乗せました時の物を、
投稿した物です。
ある方から「いまどき土葺き」と
正直、家を一軒建てれる棟梁なら誰しも、いろんな拘り、
本物を造る、「プライドもポリシー」もって個人のお客さんに
棟梁の持っている、知識、見識、経験を生かして家造りに真剣に取り組んでいると思います。
今、はやりの事しかやった事のたとえで言われるなら、申し訳ないですが黙っててほしいです。
土葺きの何がいけないんでしょうか?
53坪のお宅で、6寸の通し柱、尺一寸のケヤキの大黒柱、8寸の女大黒(定柱)
一階の柱は3分の2が5寸の管柱、7~8寸X4~5寸の差し鴨居、
2階は4寸で間仕切り以外は3尺間に、野物は、地松で、中桁5間半で末口尺の矢ずり、梁は3間半で末口8~9寸矢ずり
前桟5間半で末口7寸矢ずり、裏目で2間半の末口7~8寸の隅梁の矢ずり、
2重、3重桟、天秤に至るまで、地松、母屋は桧の4寸、
タルキは2寸5分角の桧の芯付き本桁米松の5寸x尺一寸一本もの、
本桁タルキ止めは7寸釘、母屋は6寸釘こんな細工をしてあります。
自信をもってこの家、屋根土を乗せてもビクともしません!!
当然、壁はオール土壁デス。
お客さんのご希望を叶えた家で、棟梁は今でもこんな家を造りたいと思っています。
製品市場へ行っても、いまだに桧の皮の注文があるそうです。
棟梁のやっている事、自信をもってやっているので、
なぜ、気に入らない事があっても、こんなバカがいるじゃんと流せなかったんでしょうか???
棟梁
ながら・ 加藤建築のホームページはこちら