竹木舞と土壁
ご訪問ありがとうございます。
こんばんは。
地道に竹木舞を組んでいる棟梁です。
この仕事、地道にコツコツと、竹を編んでいます。
人の手で、組んで行くので時間がかかりますが、
竹と竹をギュッと締めながら組んで行くので、ゆるみません!
先日の、ブログで目竹を組むまではご紹介しましたが、
割竹を縱、横に組んで行くとこんな感じに完成します。
このように目竹のフレームを組んでから、縦の割竹を組んで行きます。
縦の竹とヌキ(ヒノキ)を木舞縄でガッチリと縛って行きます。
なぜこんな事をするかと言うと、縦の竹が土壁を塗った時に重みで動かないようにと、
貫に縄を編みつける事で、壁と貫をくっ付けて置く事で、仕上壁を塗った時に割れににくくなる様にとのことで、
このように編み込んで行きます。
一枚の壁に3枚あるので、全部の貫にこのような仕事をしておきます。
縦が組めると、このように横の割竹を組んで完成です。
ここまで出来てから、やっと土壁を塗る事が出来ます。
竹木舞を組むのに来週一週間かかります(頑張ります)
追伸
今月末の6月24,25日で、この平屋のお宅の「土壁と構造見学会」の開催が決定しました。
詳細は、後日「ととのブログ」と、「この棟梁のブログ」、ホームページでご報告させて頂きます。
棟梁
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