土壁・・・竹木舞組
ご訪問ありがとうございます。
こんばんは。
大工仕事もほぼ終わりなので、竹木舞を組みだした棟梁です。
さて、ながら・加藤建築では、土壁を塗るための下地作りから施工しています。
世間で、土壁を塗っている所がまずありません!!
土壁の、竹木舞を組んでくれる職人さんも高齢のために、やって頂けません!
どうしようと思っていても、出来ないので、だったら自分でやるしかない!!
そんな思いから、土壁は、自社で施工しています。
その、「竹木舞の組み方です」
これが材料の竹です。
柱の間にヌキと言う材料を入れてあります。
この貫の柱側にの上下12cm位の所に18mmの穴が掘ってあります。
これは柱を刻む時に、この貫のある所には上下12cmの所に、
必ず穴が掘ってあります。
この下の写真の様に、目竹(めだけ)と言う材料を穴の中に入れて貫の所で、釘で止めてあります。
これがフレーム(骨組み)になって、これに縱、横に割竹を組んで行きます。
古来日本の風土に合って、100自然素材で出来ている土壁がひそかなブームになっている事は事実な事で、
アレルギーを持った方々が家を建てようとすると最後にここにたどり着いて頂けます。
良い事は、出来る限り続けて行きたいと思っています。
棟梁
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