床の間の板の加工
ご訪問ありがとうございます。
こんばんは。
銘木材の加工が始まりウキウキしている棟梁です。
昨日、材料を出して終わり、今日から加工が始まりました。
この作業、昔は、銘木専門の加工屋さんと言う人がいて、
加工していたんですが、さっこん銘木を使う人が激減して、
加工屋さんの高齢化もあり、加藤建築では、十数年前から、
自分で加工しています。
なので、普通に出来ない事を、普通にやっています。
まずは、水平器で、平行の墨を出して、
電気カンナで削り落として行きます。
この墨通りに電気カンナで落として行きます。
時々、板が真直ぐに削れているか確認します。
荒削りが終わると鉋で削ります。
ピカピカでしょ・・・
昔は、のこぎりと際鉋と鑿で加工したそうですが、
今では、機械で加工します。(アリ残の加工)
見て頂くと分かりますが、
アリ残を取り付けて調節(堅く造ると)が悪いと、
板が曲がって行ってしまいます。
バッチリ真直ぐになるように出来ました。
1820mmの長さの板に4本のアリ残を取り付けて今日は終了しました。
ひとまず、ここまで。
明日は、敷台、下駄箱の天板の製材・・・
どんな木の杢目が出て来るか、
製材してる使えなくなるか、分かりませんが、
楽しみに製材して来ます。
棟梁
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