材料の吟味・・・小屋組み
ご訪問ありがとうございます。
こんばんは。
これから始まるお客さんの材料を吟味させて貰いたく、
材木屋さんに行ってきました。
三河の桧の野物(小屋組み)になります。
屋根の荷重を支える左側の木(中桁)
右側の木は振れ止めになる(桟)
2本とも10mを超える1本です。
左側の上と下の木は、隅梁(斜め部材で屋根組のねじれを防ぎます)
右の2本は梁になります。
棟梁のごつごつとした手で、見てもらえると大きさが分かりますね。
どの子も赤身の張った良い木達ばかりです。
野物で組む、今の時代、よく時代遅れだと言いますが、
建物を建てる、基本な形です!!
その基本を今一番わかって頂いているのが、
「外国の方々です」
この技術を次の時代に残したいのですが、
大工になろうとする若者もいないのが現実です。
愚痴を言っていても仕方がありませんので、
棟梁は、どんどん走って行きたいと思います。
棟梁
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