最終追記:2020年05月12日更新
愛知県豊川市・Nさんファミリー
まだまだ元気なご両親との3人暮らしのNさまファミリー。
Nさまは高齢になるご両親との3人暮らし。ハウスダストや寒さ、老朽化の問題から新築を考えていました。住まいの変化があまりないようにと、前宅の近くに土地を購入し、アレルギー体質の自分でも快適に暮らせる家をと思って、工務店、メーカー回りをされていました。そして、最終的に「ながら・加藤建築の見学会」からのご依頼となりました。
そもそものきっかけは、不安。両親との3人暮らしで。
阪神大震災など、さまざまな災害が押し寄せる日本。「我が家は築50年、本当にこの家で大丈夫かしら」と心配になり、モデルハウス・展示場巡りを始めました。これから老いていく両親とともに、これからの未来のためにと踏み出した第一歩。しかし、その道は意外と平たんではありませんでした。展示場やモデルハウスに行くと、なぜか体調が思わしくなく……。そんな中で、偶然の出会いから、施主さまは快適な住宅を手に入れることができたとのこと。そのお話を伺いました!
◆第3話「住んでみて、今」(全4話)
いよいよ完成!
新居で初めてのお正月。
念願の新居での暮らし、いかがですか?
平成27年12月9日に引越し(取材日:平成28年2月上旬)。
今まで住んでいた所からすぐ近くだからと、自分たちで引越しをしました。思った以上に大変で、実はまだ完全には終わってないんです……(笑)。ここ最近やっと新しい自分の家に住んでいるという実感が沸いてきました。最初に感じたことは、
何と言ってもアレルギーのこと。
自然素材で作られた家自体の環境がいいことと、ほこりやチリもないからか……体調が以前より良くなったんです。本当にうれしいことで、身体が素直に証明してくれていることを実感しています。
壁に土壁や漆喰を施してもらったおかげで、
空気がきれいというか、新鮮というか……
この冬、気づくとまだ風邪をひいていません。びっくりしています。もちろん、地震への不安もありません。家を支える太い大黒柱と、その大黒柱を中心に昔ながらの工法で組まれた立派な柱や梁を見れば納得です。
寒さの厳しい時期です。日本家屋での冬の暮らしはいかがですか?
今年に入り本格的な冬を迎え、今までの旧宅の寒さと違い1日を通じ南向き部屋は、日中は日当たりも良くて、ぽかぽか。毎日こたつだけでエアコンは使わない生活です。住んでみて改めて実感したことは、窓の向きや大きさ。部屋も明るく、風の通り道も心地よく気持ちも明るくなります。 愛犬も心地よいのか、以前よりもとっても元気に過ごしています。犬もやっぱり人と一緒なんだなと感じています。
今は急遽作ってもらった掘りごたつで、冬を楽しんでいますよ。暖かくなる春からの家の変化も楽しみ。
実は数少ないこだわりの一つお願いをしたんです。エアコンが苦手なこともあって、夏の夜でも自然の風の流れを感じられるようにと雨戸をルーバータイプにしてもらいました。
小さななことですが、夏が来るのが一番の楽しみです(笑)。
住んでみて、改めて気づいたことはありますか?
生活面では、便利の一言に尽きます。「設計の図面上では、正直、想像がつかなかったのですが、家事の動線が配慮されています。毎日のことだから本当に便利。女性だからやっぱりうれしいですね。」ただ、家回りのことで気づいたことも。家のまわりに大きなマンションやアパートがあるため、風が強く、さらに巻いて吹くため洗濯物がある一箇所に吹き飛ばされてしまいます。冬だけの現象かもしれませんから、これから1年を通じて室内のことも家回りのことも、いろいろなことがわかっていくと思います。
これからも困ったことはもちろん加藤さんに相談しようと思います。
その前に、庭をどうにかしてもらいたい……(笑)
先輩にご質問!
日本家屋という意識よりも、健康に暮らしたいという気持ちがお強かったと思います。体調の変化など、住まわれてみていかがですか?
新築だけにハウスダストの心配はないですし、住んでいても化学物質のニオイもせず、健康に暮らせています。見学会で受けた印象のまま。本当によかったです。
voice of the interviewer
Nさんに会って「健康に暮らせる家」がどれだけ重要で、また実現が難しいことなのか、あらためて分かってきました。「本物の木の家」に出逢えたことを心から喜ばれているとこちらもうれしくなりました。