I様は、実は、ながら・加藤建築で働く社員、大工です。このたび、I様は、ご自分が働くながら・加藤建築で自宅を建てることになりました。しかし本当のところ、I様の奥様のほうが、ご自宅への想いが強かったとか? せっかくなので、I様の奥様に直接お話を伺ってしまいました!
今日は、お忙しい中、お時間をいただきまして、ありがとうございます。また、念願のご新築、おめでとうございます! さっそくなのですが、お話を聞かせてください。
どのような経緯で「家を建てよう」と思われたのですか?
はい。ずっと家を建てたいと思っていたんです。でも、子供が生まれたり、学校に上がったり……。資金のこともありますしね……。なかなかタイミングが合わなかったのです……。
それから、実家のこともありました。実家の家もあるんですが、まだ住もうと思えば住める感じでした。でも、両親の老後ことを考えると将来面倒を見たくなるな、そうしたら一緒に住んだら便利だろうな、とか。だったら、実家の両親と一緒に住める大きめの家を建てたらいい!ってことになって。
タイミングがとてもよかったんです。
ながら・加藤建築で建てるのに、迷いはなかった?
満を持してって感じだったんですね。それで、ご主人が勤めるながら・加藤建築で建てることになったんでしょうか。でも、「ご主人が勤めるところで」という選択に迷いはありませんでしたか? 大人の事情とか……(笑)
実は、20代のころは、絶対に洋風の家を建てたい!って思っていたんです。洋風の家が大好きで憧れでした。友だちが次々と家を建てたのですが、それは素敵な洋風の家で。もちろん主人からながら・加藤建築で建てる家のことは聞いていて、良い家だとは思っていました。しかし、なにぶん、和風の家だし……。と、あまり乗り気ではなかったんです(笑)。
ええっ! 洋風の家が良かったんですね。それでは、もしかして……。
でもですね……。主人が、勤めていることもあって、ながら・加藤建築の構造見学会は、いつもに見に行っていたんです。3回、4回、5回、と続けて行っていました。また、途中から受付係も手伝うようになって、加藤さんの建てる家を見たり、加藤さんの説明を聞いたりする機会がたくさんありました。
よくよく考えてみると、母方の祖母の家が、わらぶき屋根の昔ながらの家だったんです。それから、おばの家も、和風。和風の家って落ち着くなと感じたのです。それに、見学会のたびに聞く加藤さんの話で、だんだん「和風の家もいいな」と思うようになってきました。
それから子どものことも考えました。自然のものをいっぱい使った家で健康に育てたいと。
何か所か住宅メーカーの展示場にも、行ったんです。でも、加藤さんの建てる家と比べると、使っている木の大きさが全然違う。加藤さんの建てる家では、本当にしっかりとした大きな木を使っているんです。それから、室内のニオイも全然違う。正直に言ってしまうと、建材のニオイが強くて、「この中には一日中いられない」と思ってしまったところもありました。一方、加藤さんの建てる家は、自然の木の香りがして、一日中いたいと思う!
見学会に何度も行って、和風の家の良さもわかってきました。加藤さんの説明を聞いて、納得したんです。加藤さんが、他のお客様に家の説明をしているのを聞く機会がたびたびあったので、その内容を聞いて、納得してしまったんです。それで、和風の家がいいなと気持ちが決まったら、加藤さんにお願いするのが一番だと思いました。他社のホームページも見たんですが、加藤さんの建てる家は、木がきれいなんです。ええ……、木にもいろいろあると思うんです。木の使い方とか、木の向きとか。加藤さんの家の木のきれいさに惹かれました。
それに、加藤さんはしっかり説明してくれるし、私の話も聞いてくれそう。他社にお願いしたら、私の気持ちがうまく伝えられないんじゃないかと思ました。
だから、加藤さんにお願いすることには、迷いはありませんでした。
迷いはなかったんですか! 本当に? ご主人がお勤めのところだからとか、そういうことではなくて?
はい(笑)。たしかに20代のころは、正直、あんまり……って思っていましたが、今、家を建てる段になっては、まったく迷いや後悔はありません。主人が勤めているとか、関係なしに加藤さんのところがいいと。加藤さんや主人に説得されたというより、いつも加藤さんの建てる家を見たり、加藤さんの説明を聞いたりしているうちに、だんだん納得していった感じです。
家に求めること、一番大切にしたいことって何ですか?
それで、ながら・加藤建築で建てることにしたんですね! 家を建てるって大きなことなだと思うんですが、家についてのお考えを教えていただけますか。一番重視していることって何でしょうか?
そうですね。「住みやすさ」です。住んでいて、居心地がいいこと。ずっと居たくなることです。私、アパートに住んでいたこともあるんですが、アパートの中にいると、外に出たくなってしまいました。だから、空気がきれいで、木が息をしていて、浄化されるなと感じたり、自然のパワーをもらえたりして、ずっと家にいたいって思える家がいい。自分が元気になるような気がします。
素敵ですね! その希望は叶いそうですか?
はい。加藤さんのところにお願いして、この希望が叶いそうです。加藤さんからいろいろ教えてもらったので。主人からは、加藤さんのところではいろんなことを手作業でやっているというのは聞いていました。しかし、木のことなどは、よくわかっていませんでした。でも、実際に加藤さんから話を聞いて、木のことも、家のことも、徐々にわかってきました。これで、私の長年の希望の家が建てられます!
もう少しでご自宅も完成ですが、いままでで印象に残った出来事はありますか?
一番は、やっぱり建前です。加藤さんからは、木の良さや造作についていろいろと聞いていましたが、建前の現場で実際に出来上がっていく家を見て思ったのは、「やっぱりすごい」。木の組まれているところ、ひとつひとつの木が大きくてしっかりしていること。そういうところに「すごい」と思いました。
実は、建ててる途中に、何度も子どもたちと建築現場に足を運んでいるんです。そのたびに、すごい!と思うことがあります。天井が高い! 木が大きい! ビックリの連続です。「思っている以上だ」と毎回訪れるたびに驚きます。
これから建てる方にひとことアドバイスはありますか?
わぁ、本当、大きな木ですね! 完成が待ち遠しいお気持ち、わかります! 私も、こんな家に住めたら! これから家を建てようと計画を建てる人にアドバイスをいただけますか?
そうですね……。よく、個人の大工さんに頼むと高いっていいますが、総合的に見るとそうでもないんですよ。というのも、「同じお金をかけるとしても、いつ、かけるのがいいんだろう」とか、「将来まで考えたらどうなるだろう」とか、考えてみたんです。今のことだけを考えて、安いかどうかで決めてしまっては、あとから大変なんではないかと思うんです。家はこれからずっと住んでいくもの。壊れて修理が必要になったり、頻繁に塗り替えが必要になったり、将来にわたってかかるお金や労力を考えておかないといけないと思いました。私は、最初はお金をかけて、将来的には修理が少なくなるほうがいいなと思ったんです。たとえば、加藤さんは、造り付けの食器棚の金具もいいものを使ってくれます。きっと修理も少なくなるだろうし、のちのちの自分にとって負担が軽くなると考えました。やっぱり、安く建てて、あとから壊れたとか、なおさなければならないとか、家がそうなってしまったらイヤだなって思います。私は、そのまま暮らし続けられる家がいい、自分がいなくなっても残る家がいいです。
私も若いころは、洋風のおしゃれな家が良いと思っていました。でも、加藤さんの建てた家を見て、お話を聞いて、長いスパン、将来のことまで考えて家を建てようと思うようになりました。家のこと、知った上で家を建てられたのはよかったです。
若い世代の方には、ぜひ、これを伝えたいです。20代のころの私にも言いたい(笑)。
住宅見学会や住宅展示場に足を運んで、たくさんの家を見てください。棟梁や大工さんの話を聞いてください。本当は選択肢がたくさんあるのに、知らないと、選択肢がなくなってしまいます。知らないで家を建てるのは、もったいないです。
たくさん見て、きちんと選択肢を知るって、重要ですね。貴重なアドバイス、ありがとうございます。ご新居完成の折には、ぜひ、ご新居を見学させてください。
今日は、ありがとうございました。