最終追記:2017年11月28日更新
なぜ?の外壁塗装は必要なのでしょうか?
外壁の表面には水を染み込ませないための塗料が含まれています。その塗料は日照条件や雨風などにより年々劣化していきます。水を染み込ませない塗料が剥がれた箇所から水が染み込んでいくのです。長い間放置しておくと外壁の内部に染み込んだ水は外壁と室内の壁の間の空間にずっと留まり、壁内部の傷めていきます。もちろん、カビなどに原因にもなりかねません。だからこそ、外壁塗装は必要なのです。
■塗装前 | ■塗装後 |
ベランダも外壁同様にメンテナンスが必要です。
2階にベランダを造ることがあります。実は、10年に一度は塗り直しが必要なんです。FRP工法という塗装をすることが多いんですが、ある時期を経過すると表面のトップコートが剥がれてきます。そのまま放置してしまうと下地まで傷んでしまう。本来は8~10年の間に一度、塗り直しをしたほうがいいですね。
内ベランダの場合は、屋根があるのでまだ長持ちします。でも、雨ざらしのベランダは、常に直射日光と雨風が当たり、場所によっては乾きも遅く水分がその分抜けないこともあり、風化も早いんです。外壁サイディングなどもそうです。
新築の場合、外壁再塗装の時期は住んでいる地域などにより誤差がありますので一概には言えませんが、基本的には10~15年しか持ちません。沿岸部、山間部、住宅密集地など条件が異なりますが、どんな家でも塗装で仕上げている外壁の家は塗り直しが必要になってくるのです。
形あるものはいつか壊れる。メンテナンスは必須!
家もいずれは傷む・壊れることが前提、傷まない家・壊れない家はありません。また、大事に住む人とそうではない人とでは、実に家の持ちが違うんですね。大事に住むというのは、日頃の細かな手入れもですが、必要な時期に必要なメンテナンスを施すということも重要な点になります。
■塗装前 | ■塗装後 |
■塗装前 | ■塗装後 |
最近、外装塗装の業者さんが増えてます。全国的に宣伝する塗装屋さんが多く、どこにお願いしてよいのかと悩まれる方も多いと聞きます。近所の方が外壁の塗り直しをされているのを見て、「○○さんが塗り直しているなら安心そう。」「塗装の工事の様子を見て好感がもてたから」と同じ業者さんにお願いするというのはよく聞くお話です。
ながら・加藤建築では、棟梁が外壁塗装を含め、家全体を確認します。例えば、屋根瓦のズレや雨樋などの気づきにくい点やすでに起こっているトラブルがないかなども合わせて見ていきます。その他、外壁塗装以外の家の内部の心配事やこれからのメンテナンスについて、随時アドバイスさせていただきます。