赤ちゃんのために、無垢の床を勧める理由。

【ながら加藤建築】赤ちゃんと家(床の話)

ながら・加藤建築では、基本的に「無垢の床」を使用しています。無垢の床を勧める理由は、たくさんありますが、おもに以下のことがあげられます。

・自然なものなので、限りなくアレルギーの原因になりにくい。

・床表面に「ささくれ」が出ないので、赤ちゃんに安心。

無垢の床は、自然のものですので、アレルギーの原因になりにくいです。メンテナンスなどで使う塗料やワックスも、天然なもの、ホルムアルデヒドの含有量がごく少ないものなどを使います。赤ちゃんを直接、床に寝かせても大丈夫なのです。

また、弊社では、無垢の中でも、とくに節の少ないものを選んで床を作っています。そのため、一般的な合板のように床表面に「ささくれ」が出ません。繊細な赤ちゃんの肌を傷つける心配が少ないのです。

夏には赤ちゃんに、無垢の床で思いっきりハイハイしてほしい。素足で木を感じてほしい。と思っています。それを実現するのが、無垢の床です。赤ちゃんと一緒に、家族みんなで、素足で無垢の床を楽しんでください。

無垢の床のメンテナンスは大変?

たしかに、無垢は合板より初期のコストがかかります。しかし、無垢の床は、赤ちゃんにも大人にもやさしく、また、長く住むことができます。無垢の床を長持ちさせる「メンテナンス」についてご説明します。

・シミが目立つときは、1mm程度削れば元の姿に戻せる

・床施行後すぐに、自然素材などの塗料で守る

・日常のメンテナンスはワックスが主流

ヒノキなどの無垢は、そのままにしておくと、どうしてもシミができてしまうことがあります。しかし、時が経つにつれ、木の風合いが増してきます。その風合いを楽しむことができるのが無垢の床の良いところです。ただ、どうしてもシミが気になる……。という時には、床の表面を1mm程度削ることで、元の姿に戻すことも可能なのです。もちろん、ながら・加藤建築では、そういった「先々のご相談」も承ります。

【ながら加藤建築】赤ちゃんと家(床の話)

「無垢の床」というと、毎日のメンテナンスが大変なのではないか、と心配される方がいらっしゃいます。たしかに、昔は、「こぬか(玄米を精白した際に、表皮が細かく砕けてできる粉)」を使って手入れをしていました。こぬかで磨くと、ツヤが出て、殺菌作用もあるとされていたそうです。しかし、最近はあまり見られなくなりました。そもそも、「こぬか」を目にする機会がほとんどないですよね(笑)。

今日では、国が認める基準を満たしている、天然もしくは自然素材からできている塗料があります。これが安全と言われており、多くの方が、この塗料を使っています。床の施工後に、すぐにこの塗料を使うのがお勧めです。

その後のメンテナンスは、ワックスが主流です。

ワックスは、ホルムアルデヒドの含有量も少なく、アレルギーの原因にもなりにくいです。ワックスは、二度塗り、三度塗りすることで、お掃除も楽になり、長く無垢の床を楽しむことができます。

無垢の床は、思ったほどメンテナンスが大変ではないのです! また、ながら・加藤建築では、そうしたメンテナンスなどのご相談も承りますので、心配無用です!