刻み
本来やっている事をアップしますね。
今日は、本桁の刻み・・・
最近は、人の手で刻む(墨を付けて加工する事)がめっきりしなくなりました。
棟梁の所では、山から出して来た木を墨を付けて、手作業で加工して、
組み立てて行きます。
これが本来の大工のあるべき姿だと思います。
ここに書いてある墨通りに加工します。
手作業と言いながら、機械を使っての加工です。
墨通りの9割、木が削れたので、後は鑿で取ります。
指先の隅まで取ります。
全体がこんな感じです。
鑿で綺麗に取るとこんな感じ仕上がります。
一つ一つ、こんな風にして加工していきます。
墨を残して、加工する加減など、墨一本って感じですが、そこが一番大事な所です。
棟梁
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