剛床工法が主流の時代に、なぜ豊橋の棟梁は根太工法を選び続けるのか|空気・健康・本物の床にこだわる家づくり
剛床工法より根太工法が選ばれる理由|豊橋の工務店が解説

「新築を検討しているけど、床の工法って何が違うの?」 そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
住宅の床には大きく分けて「剛床工法」と「根太工法」の2種類があります。
現在の住宅では剛床工法が主流になっていますが、実は根太工法にしか出せないメリットが数多くあります。
専門知識がない方でも分かるように、根太工法の特徴とメリットをわかりやすく解説します。
家づくりやリフォームを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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そもそも「根太工法」と「剛床工法」は何が違う?
まずは2つの工法の基本的な違いを押さえておきましょう。
根太工法とは、床板の下に「根太(ねだ)」と呼ばれる細長い木材を等間隔に並べ、その上に床板を張る伝統的な工法です。
床の下に空気の流れる層ができるのが最大の特徴で、日本家屋では古くから使われてきました。
構造は下から順に「大引き→根太→床板」という積層構造になっています。
剛床工法とは、根太を省略して厚い構造用合板(24mm〜28mm程度)を直接土台や梁に釘と接着剤でガッチリ固定する工法です。
床面全体を「1枚の板」のように一体化させることで施工が早くコストも抑えられるため、現代の住宅では広く採用されています。
一見すると「新しい剛床工法の方が優れている」と思いがちですが、長く安心して住み続けるためには根太工法ならではの強みが光ります。
剛床工法が横揺れに強い理由
根太工法のメリットをお伝えする前に、剛床工法の耐震性の仕組みを正しく理解しておきましょう。
剛床工法が地震の横揺れに強い理由は、厚い合板を床面全体にガッチリ固定することで、床が「1枚の鉄板」のように一体化するからです。
この状態を「水平剛性が高い」と言います。
地震の横揺れが来たとき、床が一体化していると建物全体で均一に力を分散できるため、変形しにくくなります。
イメージとしては「段ボール箱のフタを閉めると箱全体が強くなる」のと同じ原理です。
一方、根太工法は「大引き→根太→床板」という積層構造のため、接合部(接点)が多くなります。
横揺れの力が加わったとき、各接点がずれやすくなるため、床面としての一体感(水平剛性)は剛床工法より劣ります。

ただし正確に言うと「揺れに弱い」というより「水平方向の変形を抑える力が剛床より小さい」という表現が適切です。
| 比較項目 | 剛床工法 | 根太工法 |
|---|---|---|
| 水平剛性(横揺れへの強さ) | ✅ 高い(床が一体化) | △ やや劣る(接点が多い) |
| 強さの仕組み | 厚い合板を直接固定し床を一枚板化 | 根太・大引き・床板の積層構造 |
| イメージ | 鉄板(面で受け止める) | 格子状の鉄骨(線で受け止める) |
根太を太くすれば耐震性の問題は解決できる?
「それなら根太や大引きのサイズを大きくすれば解決できるのでは?」という疑問はとても鋭い視点です。
結論から言うと、たわみや床の強度についてはほぼ解決できます。
ただし水平剛性(横揺れへの抵抗力)は構造的な問題のため、サイズだけでは完全には解決できません。
サイズを大きくすることで解決できること
根太・大引きのサイズを大きくすることで接地面積と断面積が増え、床のたわみにくさと安定感が大幅に向上します。
また人が歩く・重い家具を置くといった縦方向の力(鉛直荷重)に対しては、根太・大引きを大きくすることで剛床工法と同等以上の強度を確保できます。
ながら・加藤建築では一般的な幅45mm×高さ45mmの根太ではなく、幅90mm×高さ45mmという通常の倍の幅を持つ根太を使用しています。
床板との接触面積が約2倍になることで、床の安定感と支持力が大幅に向上しています。
| 比較項目 | 一般的な根太(幅45×高さ45mm) | ながら・加藤建築(幅90×高さ45mm) |
|---|---|---|
| 床板との接触面積 | 標準 | ✅ 約2倍 |
| 床板の固定力 | 標準 | ✅ 釘・ビスの保持力が大幅に向上 |
| 踏んだときの安定感 | 普通 | ✅ しっかりとした踏み心地 |
| 荷重分散 | 標準 | ✅ 広い面積で重さを受け止める |
| 床鳴りのしにくさ | 標準 | ✅ 接触面が広くずれにくい |
| 経年劣化への強さ | 標準 | ✅ 長期間安定を維持 |

サイズを大きくしても完全にはカバーできないこと
根太工法の水平剛性が低い本質的な理由は「部材のサイズ」ではなく「接合部の多さと構造の違い」にあります。
剛床工法が横揺れに強い理由は、厚い合板が面全体で力を受け止める「面材効果」を発揮するからです。
根太工法はどれだけ根太・大引きを大きくしても、線材(棒状の木材)を並べた構造である限り、面材のような水平剛性は生まれにくいと言われています。

仮に、根太工法で作った床が地震により水平方向の力で、破断してしまうと言うのであれば
その時は、同時に基礎部分も破断してしまうと思います。
つまり、剛床工法が地震による横揺れに強いと言っても、根太工法の床も大して差は無いと考えております。
そして何よりメリットが剛床工法より勝ると考えております。
根太工法で耐震性を補う方法
根太・大引きを大きくしつつ以下の対策を組み合わせることで、耐震性を十分に高めることができます。
| 対策 | 効果 |
|---|---|
| 根太・大引きのサイズを大きくする | 床板との接触面積増加・鉛直荷重への強さ向上 |
| 金物(ホールダウン・羽子板ボルト)の強化 | 接合部のずれを抑制 |
| 構造用合板を床板に使用 | 面材効果を部分的に付加 |
| 壁・筋交いの強化で水平剛性を補う | 床だけでなく壁全体で横揺れに対応 |
重要なのは耐震性は床だけで決まるものではなく、壁・柱・金物・基礎が一体となって確保するものだということです。
根太工法でも壁の筋交いや耐力壁をしっかり設計することで、建物全体として十分な耐震性を確保することができます。
根太工法の5つのメリット
メリット① 床下の通気性が高く、湿気に強い
根太工法の最も大きなメリットは床下の通気性の高さです。
根太を並べることで床板と土台の間に空気の流れる層ができ、湿気を自然に外へ逃がすことができます。
日本は高温多湿な気候のため、床下に湿気が溜まりやすい環境です。
特に豊橋・東三河エリアは夏の湿度が高く、床下の通気性は家の寿命を左右する重要なポイントになります。
剛床工法では厚い合板が土台に直接密着するため、湿気が逃げにくく、長年のうちに合板が傷んでいくリスクがあります。
さらに根太を使わない分だけ床を支える部材が少なくなるため、人が繰り返し歩く場所や重い家具を置く箇所でたわみが生じやすくなるという点も見落とせません。
合板だけで床全体を支える構造では、経年とともに床がしなったり沈み込んだりする感覚が出てくることがあります。

根太工法であれば床下に十分な通気が確保されるうえ、根太が一定間隔で床を支えるためたわみにくく・沈みにくい安定した床を長期間維持することができます。
木材が長持ちし、シロアリや腐食のリスクも低減できます。
実はシロアリ対策にも「空気の流れ」が深く関係しています。

シロアリが好むのは、湿気が多く・空気が淀んでいて・暗い環境です。
逆に言えば、空気がよく流れて乾燥しており・光が届きやすい床下環境は、シロアリが最も嫌う条件と言えます。
根太工法で床下に十分な空間と通気を確保することで、床下が乾燥した状態を保ちやすくなります。
湿気が溜まらず・空気が循環し・光も入りやすい床下環境を作ることが、シロアリを寄せ付けない最も自然な予防策になるのです。
さらに重要なのが薬剤使用量の問題です。シロアリ対策として一般的に行われる防蟻処理(薬剤散布)は、湿気が多く空気が滞留した床下ほど、定期的かつ大量の薬剤が必要になります。
一方、根太工法で床下の通気をしっかり確保することで、薬剤の使用量を最小限に抑えることができます。
これは住む人の健康を守るという観点からも非常に重要なポイントです。
断熱材を入れても通気は確保できる?

「根太の間に断熱材(スタイロフォームなど)を入れると通気が塞がれるのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、正しく施工すれば断熱材を入れても通気は確保できます。
断熱材は根太の高さいっぱいに詰めるのではなく、断熱材の下側に空気の流れる層を残す形で設置します。
ながら・加藤建築では幅90mm×高さ45mmの根太を使用しているため、根太の幅が広い分だけ断熱材をしっかり支えながら、床下の通気層も確保することができます。
「断熱性能と通気性の両立」
これが幅広の根太にこだわるもう一つの理由です。
メリット② 床鳴りが起きにくく、部分的な修理ができる
「床を歩くとギシギシ音がする」——いわゆる床鳴りは、多くの住宅で悩まれている問題のひとつです。

剛床工法では合板を直接接着・固定するため、木材が乾燥・収縮すると接着部分が剥がれて床鳴りが発生しやすくなります。
さらに合板が一体化した構造のため、どこが原因かを特定しにくく、修理も大がかりになりがちです。
一方、根太工法は床板を支える根太が個別に存在するため、問題が起きた箇所だけをピンポイントで交換・補修することができます。
さらにながら・加藤建築では幅90mm×高さ45mmの根太を使用しているため、床板との接触面積が広く、釘・ビスの保持力も高いためそもそも床鳴りが起きにくい構造になっています。
将来的なメンテナンスのしやすさという点でも、根太工法に大きな軍配が上がります。
メリット③ 足裏にやさしい踏み心地と快適さ
実際に歩き比べると分かりますが、根太工法の床は適度な弾力があり、足裏にやさしい踏み心地があります。
剛床工法は厚い合板が一体化しているため、どうしても硬くて冷たい感触になりがちです。
特に冬場は足元からの冷えを感じやすく、素足で生活する日本人の暮らしには少し不向きな面もあります。
根太工法の上に無垢フローリングを組み合わせると、木本来の柔らかさと弾力が足裏に伝わり、一日中歩いても疲れにくい床になります。
「家の中を素足で歩くのが気持ちいい」という感覚は、根太工法と自然素材の組み合わせによって生まれるものです。
メリット④ 将来のリフォームや間取り変更に対応しやすい

家は建てて終わりではありません。
子育て期・老後・介護など、ライフスタイルの変化に合わせて間取りを変えたくなることは珍しくありません。
剛床工法は床全体が一体化した構造のため、部分的な改修が難しく、配管の変更や床の張り替えも大がかりな工事が必要になるケースが多いです。
根太工法は床下の構造がシンプルで見通しが良いため、将来のリフォームや設備変更にも柔軟に対応できます。
「長く住み続けながら、暮らしに合わせて家を育てていきたい」という方には根太工法が向いています。
メリット⑤ 日本の気候・風土に合った自然な調湿効果
剛床工法は耐震性を高める「水平剛性」の確保という観点から開発された工法で、地震に対する強さという面では優れた特性があります。
一方、根太工法は木材が自然に湿気を吸ったり吐いたりしながら、室内の湿度を調整する「調湿効果」を持っています。
日本の木造住宅が何百年も受け継がれてきた背景には、こうした木が呼吸できる構造があったからこそです。
自然素材の家づくりにこだわる場合、根太工法は日本の気候・風土に最も合った選択のひとつと言えます。
ながら・加藤建築が根太にこだわるもう一つの理由|幅90mmの根太を使用

根太工法の効果を最大限に引き出すためには、根太そのもののサイズが重要です。
一般的な住宅で使われる根太のサイズは幅45mm×高さ45mmが標準とされています。
しかしながら・加藤建築では、標準の倍の幅にあたる幅90mm×高さ45mmの根太を使用しています。
根太のサイズ表記は「幅×高さ」で表します。幅が90mmあることで床板との接触面積が約2倍になり、より安定した床を実現しています。
この違いが床の強度・耐久性・快適さに大きな差を生み出します。幅45mmの根太では床板との接触面積が小さく、釘・ビスの保持力も限られるため、長年の使用で床鳴りや変形につながることがあります。
特に重い家具を置く場所や人が頻繁に行き来する廊下・リビングでは、この差が顕著に現れます。
幅90mmであれば床板との接触面積が約2倍になるため、釘・ビスの保持力が高く・床鳴りがしにくく・長持ちする安定した床を実現できます。
また幅広の根太は断熱材(スタイロフォーム)をしっかり支えながら通気層も確保できるため、断熱性能と通気性の両立にも大きく貢献します。
コストや手間がかかっても幅広の根太を使い続けるのは、「10年後・20年後も快適に住み続けられる床を作りたい」という考えがあるからです。
ながら・加藤建築が根太工法にこだわる理由|空気・健康・日本建築への思い
根太工法を選ぶ理由は、単に「昔からの工法だから」ではありません。
ながら・加藤建築には、根太工法にこだわり続ける明確な理由が3つあります。

理由① 家の中の「空気の流れ」を何より大切にしている
ながら・加藤建築が家づくりで最も重視していることのひとつが、家の中を流れる空気の質です。
どんなに見た目が美しい家でも、空気が淀んでいては快適に暮らすことができません。
床下の通気が確保されている根太工法は、家全体に空気の流れを作り出す土台となります。
床下から壁・天井へと空気が自然に循環することで、湿気・カビ・シロアリのリスクを抑えながら、いつも清潔で爽やかな室内環境を保つことができます。
幅90mm×高さ45mmという通常の倍の幅を持つ根太を使うことで、断熱材を入れたうえでも床下に十分な通気層が確保されます。
「見えないところにこそ手を抜かない」
それがながら・加藤建築の家づくりの基本姿勢です。
理由② 住む人の健康を守る「低アレルゲン住宅」を目指している
ながら・加藤建築では、化学物質をできる限り排除した低アレルゲン住宅の実現を大切にしています。

現代の住宅で広く使われている合板や接着剤には、ホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれていることがあります。
剛床工法で使われる厚い構造用合板も例外ではなく、特に新築直後は室内に化学物質が放散されやすい状態になります。
これがいわゆる「シックハウス症候群」の原因のひとつです。
根太工法では床下に自然素材の木材を使うことができ、無垢フローリングと組み合わせることで化学物質の使用量を最小限に抑えた床を実現できます。
ながら・加藤建築では専門機関による室内の空気測定も実施しており、化学物質がほぼゼロに近い測定結果で高い評価を受けています。
またメリット①でお伝えした通り、床下の通気を確保することでシロアリ対策の薬剤使用量も最小限に抑えられます。
防蟻薬剤の化学物質を室内に極力持ち込まないという観点でも、根太工法は低アレルゲン住宅づくりに大きく貢献しています。
アレルギーや化学物質過敏症をお持ちの方、小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭にとって、「安心して深呼吸できる家」を提供することが、ながら・加藤建築の使命だと考えています。
理由③ 日本建築は日本の気候に最も合った「本物の工法」である
日本の木造建築は、何百年もの歴史の中で日本の気候・風土に合わせて進化してきました。
高温多湿な夏・乾燥した冬・台風・地震
これだけ過酷な環境の中で生き残ってきた日本建築の知恵は、現代の工法では簡単に代替できるものではありません。
根太工法はその日本建築の知恵が凝縮された構造のひとつです。
木が呼吸し・湿気を調整し・空気を循環させる
この自然のメカニズムを活かした家は、エアコンや除湿機に頼らなくても一年を通じて快適な室内環境を保ちやすいという特性があります。
豊橋・東三河エリアは夏の湿度が高く、台風の影響も受けやすい地域です。
こうした地域の気候を知り尽くした40年の経験から「やはり日本建築が一番合っている」という確信のもと、根太工法を選び続けています。
剛床工法が「現代の効率」を追求した工法だとすれば、根太工法は「日本の気候と人体に合った本物の工法」と言えるのではないでしょうか。
ながら・加藤建築が根太工法でも地震に強い理由|土台と柱の太さが他を圧倒
「根太工法は水平剛性が剛床よりやや劣る」
それは確かな事実です。
しかし、耐震性は床の工法だけで決まるものではありません。
ながら・加藤建築の家が地震に強い本当の理由は、基礎の上に載せる土台と柱の太さにあります。
一般的な住宅の土台・柱と何が違うのか
一般的な木造住宅では、土台・柱ともに105mm角(3寸5分)が標準とされています。
しかし、ながら・加藤建築では、それを大きく上回る太さの材料を使用しています。
| 部材 | 一般的な住宅 | ながら・加藤建築 |
|---|---|---|
| 土台 | 105mm角 | 120mm角以上 |
| 柱(管柱) | 105mm角 | 120mm角以上 |
| 大黒柱 | 120mm角程度 | 180〜210mm角 |
| 差し鴨居 | 省略されることが多い | 標準採用 |

太い土台・柱が耐震性にどう影響するのか
木材の強度は断面積に比例します。土台・柱が太いほど、横揺れに対して「折れにくく・ねじれにくく・変形しにくい」構造になります。

さらにながら・加藤建築では、横揺れへの強度を高める「差し鴨居」を標準採用しています。
差し鴨居とは柱と柱を接地面の太い横木で支える伝統的な工法で、横揺れを吸収・軽減する効果があります。
最近は差し鴨居を造れる大工自体が減っており、これを標準採用できるのは40年の経験を持つ棟梁だからこそです。
加えて筋交い・大火打ち・隅梁・羽子板ボルトなどの補強を組み合わせることで、建物全体が一体となって地震の力を受け止める構造を実現しています。
【ながら・加藤建築の耐震構造の考え方】
太い土台・柱 → 折れにくい・ねじれにくい骨格
↓
差し鴨居 → 横揺れを吸収・軽減
↓
筋交い・大火打ち → 斜め方向の力を分散
↓
羽子板ボルト・金物 → 接合部のずれを防止
↓
建物全体で地震の力を受け止めるだから根太工法でも安心できる
剛床工法が「床を一体化させて水平剛性を確保する」工法であるのに対し
ながら・加藤建築は「土台・柱・差し鴨居・筋交いを太く・強く・丁寧に組み上げることで、建物全体の剛性を確保する」という考え方で耐震性を実現しています。
「床で横揺れに対応するか」「骨格全体で横揺れに対応するか」
アプローチが違うだけで、どちらも地震に強い家を目指すという目的は同じです。
むしろ太い土台・柱・差し鴨居という骨格の強さは、床の工法とは関係なく家全体の耐久性・寿命に直結します。
根太工法の通気性・調湿効果・低アレルゲン性というメリットを活かしながら、骨格の強さで耐震性をしっかり確保する
それがながら・加藤建築の家づくりの本質です。
「見えない部分にこそ手を抜かない」
これが40年間、一棟一棟に向き合ってきた棟梁のプライドです。
剛床工法が悪いわけではないけれど……
剛床工法は施工効率やコストの面で優れており、現代の住宅事情に合った合理的な工法であることは確かです。
耐震性という観点では剛床工法に、やや優れた面があることも事実です。
ただし耐震性は床だけで決まるものではなく、壁・柱・金物・基礎が一体となって確保するものです。
根太工法でも壁の筋交いや耐力壁・金物をしっかり設計・施工することで、建物全体として十分な耐震性を確保することは十分に可能です。
「早く・安く建てる家」ではなく「長く・快適に・健康に住み続けられる家」を追求するなら、
手間がかかっても根太工法を選ぶことに大きな意味があります。
根太工法と剛床工法 比較まとめ
| 比較項目 | 根太工法 | 剛床工法 |
|---|---|---|
| 通気性・湿気対策 | ✅ 優れている | △ やや不利 |
| 床鳴りのしにくさ | ✅ 起きにくい | △ 起きやすい場合も |
| 踏み心地・快適さ | ✅ 弾力があり快適 | △ 硬め |
| 部分修理のしやすさ | ✅ 容易 | △ 大がかりになりやすい |
| 将来のリフォーム対応 | ✅ 柔軟に対応可 | △ 制約が多い場合も |
| シロアリ対策 | ✅ 通気・乾燥で自然に防止 | △ 湿気が溜まりやすい |
| 薬剤使用量 | ✅ 最小限に抑えられる | △ 多くなりやすい |
| 低アレルゲン性 | ✅ 自然素材との相性が良い | △ 合板・接着剤の化学物質あり |
| 調湿効果 | ✅ 木が自然に調湿 | △ 調湿しにくい |
| 断熱材との両立 | ✅ 通気層を確保しながら設置可 | △ 通気層が取りにくい |
| 土台・柱の太さ | ✅ 120mm角以上・大黒柱180〜210mm | △ 105mm角が標準 |
| 差し鴨居・筋交い | ✅ 標準採用・横揺れを吸収 | △ 省略されることが多い |
| 水平剛性(横揺れ) | △ 骨格全体で補う | ✅ 床面で優れている |
| 施工コスト | △ やや高め | ✅ 抑えられる |
| 施工スピード | △ 時間がかかる | ✅ 早い |
こんな方には根太工法がおすすめ
- 自然素材・無垢フローリングの家を建てたい方
- アレルギーや化学物質過敏症が気になる方
- 小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭
- 湿気の多い地域(豊橋・豊川・岡崎・安城・西尾・田原・新城・湖西など)に建てる方
- 長く住み続けることを前提にした家づくりをしたい方
- 将来のリフォームや間取り変更を見越して計画したい方
- 素足で歩いても快適な床の家に住みたい方
- シロアリ対策の薬剤をできるだけ使いたくない方
- 太い土台・柱・大黒柱で骨格からしっかり耐震性を確保したい方
まとめ
根太工法は通気性・調湿効果・踏み心地・メンテナンスのしやすさ・低アレルゲン性など、長く快適に住み続けるためのメリットが数多くあります。
さらにながら・加藤建築では幅90mm×高さ45mmという通常の倍の幅を持つ根太を使用することで、床板との接触面積を約2倍にし、安定感・耐久性・断熱材との両立をしっかり実現しています。
耐震性については、120mm角以上の太い土台・柱・大黒柱・差し鴨居・筋交いという骨格全体の強さで確保しています。
床の工法に頼るのではなく、建物の骨格そのものを太く・強く・丁寧に組み上げる
これがながら・加藤建築の耐震への答えです。
根太工法だからといって地震に弱いということは一切ありません。

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棟梁の思い
- 家は一生ものの財産 、棟梁は「家は一生に一度の大きな買い物であり、大切な財産」と語っています。
だからこそ、施主が納得し、安心して暮らせる家を建てることが何よりも大切だと考えています。 - 不安や疑問に寄り添う姿勢 家づくりには不安がつきもの。
「よくわからないまま家を建てて、後悔してほしくない」という思いから、
棟梁は施主の疑問や希望に誠心誠意向き合い、納得のいく提案を心がけています。 - 経験に裏打ちされた提案力 40年以上の大工経験を持ち、
棟梁としても数多くの家づくりに携わってきました。
施主の「こんなことできるかな?」という声に対して、
想像以上の提案ができるのが“経験豊富な棟梁の力”だと自負しています。 - 健康と安心を守る家づくり 「低アレルゲン住宅」や「自然素材の家」など、
住む人の健康に配慮した設計にも力を入れており、
化学物質過敏症などに悩む方にも安心して暮らせる住環境を提供しています。 - 地域への思いと誇り 豊橋市を中心に、地元の風土や文化に根ざした日本家屋を手がける棟梁は、
「とよはしの匠」や「愛知の名工」にも認定されており、地域に貢献する職人としての誇りを持っています。
ながら・加藤建築株式会社 代表・加藤泰久自己紹介

日本家屋を建て続けて40年
自然素材の特性を生かし、長年の知識と高い技術
代表・加藤泰久(かとう やすひさ)
KATOU YASUHISA
東三河の皆さん初めまして、この仕事を始めて40年目(令和7年時点)
自然素材にこだわった家造りを続けています。
今まで培って来た大工の経験を活かし、新築からリフォーム工事など建築工事の全般を行っています。
ながら加藤建築(株)が選ばれる
3つの理由
ポイント
01

地域密着
ながら加藤建築㈱は、お陰様で豊橋・豊川・新城・田原・浜松等の地域の地元のお客様にご利用いただいております。
地域密着なので、見積もりや現状の把握等も素早く行得ております。
ポイント
03

40年の経験
大工の棟梁として、40年の経験により他でお断りされたリフォーム等の依頼も数多く承っております。更に寺社仏閣などの修復も行っております。
当社の工事事例集が、リフォームを検討中の皆さまにとって最適なヒントとなる理由は3つあります。
- 「しっかりと直す」という理念の具現化: 「とりあえず直す」ではなく、建物の構造や環境を深く理解した上で、将来にわたって安心できる根本的な解決策をご提案しています。水回りの入れ替えから、結露・断熱対策、大規模な間取り変更を伴うリノベーションまで、「しっかりと直したい」というお客様の強いご要望に応えた成果がご覧いただけます。
- 地域密着だからこその高い技術と安心感: 豊橋の気候風土を知り尽くした職人チームによる高い技術力は、難易度の高い工事にも対応可能です。その一つ一つが、お客様から「任せて安心」という高い評価と信頼をいただいてきた証です。工事後のアフターフォローや、地元工務店ならではの迅速な対応についてもご安心ください。
- ビフォーアフターでわかる劇的な変化: この事例集では、工事前の課題が何であったか、そして当社の技術によってどのように理想の住まいへと生まれ変わったかを、具体的な写真と詳細な解説でご覧いただけます。「こんなに変わるんだ!」という感動と、「私の家もこんな風にできるかも」という具体的なイメージを持っていただけるはずです。
経歴
| 平成24年 | 【第6回全建連建築技能競技大会にて、銅賞受賞】 |
| 平成25年 | 【第27回技能グランプリ大会にて、敢闘賞受賞】 |
| 平成25年 | 【厚生労働省ものづくりマイスターに認定】 |
| 平成27年 | 【第28回技能グランプリ大会にて、2度目となる敢闘賞受賞】 |
| 平成31年 | 【グットスキルマーク(厚生労働省認定)1級技能技師】 |
| 令和5年 | 【とよはしの匠認定】 |
| 令和6年 | 【愛知県優秀技能者表彰(愛知の名工)】 |
| 令和5年~ | 【豊橋大工組合副組合長】 |
| 令和5年~ | 【愛知県建設組合連合副会長】 |
仕事の内容
- リフォーム工事
- 新築工事
- 古民家再生工事
- 社寺建築
- エクステリア工事
- 土木工事
- 塗装工事
- リノベーション工事
















