筆入れ
筆入れ・・・刻んだ野物に誰が見ても高さが分かるように、
数字を墨で書きこむのが、棟梁の仕事です。
このように高さの基本になる、墨の上に「さんずんした」と書き込みます。
これなら職人さんが見れば一目で高さが分かります。
右の二本は中桁デス。
このお宅の小屋組みの中心的な存在になります。
この子たちは梁の上に組む「隅梁」45度に入れるので家のねじれを止めてくれます。
隅梁は今では、ほとんどの大工さんは入れません!!
悲しい事ですが、家を長く持たせるには、家全体の歪みが出ないように、
大工が工夫して小屋組みを考えます。
ここの違いが、長く家を持たせる事の違いになって行きます。
メーカーさんには出来ない事です!!
皆さん・・・よ~~く見ていてくださいね。
棟梁
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