勉強になることだらけ・・・
古民家再生
明治の終わりごろだそうですが、
仕事を進めていくと、今では普通な事が、
普通でない事も多々あり、頭を使いながら作業に取り組んでいます。
二階の床を支える、棟梁の所では、胴差というものを入れますが、
右は入っていますが、左は入っていません!
両方、なかったり、あっても腐っていたりと・・・
予定変更で取り換えです。
柱も雨漏りしていたところで傷んでいたので、添え柱をして胴差を入れました。
筋交も一本も入っていないので、筋交も入れます。
新しく柱も入れたり窓を入れる枠を入れたりとなかなか大変です。
今まで大工という仕事をしていて、ここまでの大規模改修工事初めてですが、やっていて毎日が楽しいですよ。
少しづつですが、変わっていく姿、今までないのもが入っていって強度を増していく、
揺れが止まっていく、日に日に変わっていきます。
次に、ご依頼を受けても、自信をもって取り組めます。
こんな難しいお仕事頂き、ありがたい事です・・・