豊川市にお住いのK様は、実は10年前にご自宅を加藤建築で建てられた方。とても気に入ってくださったとのことで、このたび、離れも加藤建築で建てられました。離れが完成したので、ご夫妻にお話を伺ってきました。

こんにちは。本日はお時間をいただき、ありがとうございました。また、新築おめでとうございます。木の香りがして、本当に素敵なお宅ですね。

K様

加藤建築以外ありえないと思った。

10年前に母屋を建てられた後、このたび、離れを建てられたのだとか。経緯を教えていただけますか?

そうですね……。ここには古い家が建っていたんですよ。でも、そろそろ古くなってきたし、建て替えを検討しないといけないなと漠然と思っていたんです。子どもも大きくなってきたので、子供部屋も必要になるタイミングでもありました。それで、加藤建築さんに相談したんです。

えっ!? いきなり、加藤さんに声を? 他社は検討しなかったんですか。

ええ。実は、もう、加藤さん以外は考えていませんでした。比較検討していないんです。加藤さんありきです。10年前に母屋を建てたとき、加藤建築さんにお願いしたのですが、不満がないというか、困ったことがないというか……。次にお願いするなら、加藤さんしかないと思っていたんです。建てた後にも、棟梁は頻繁に様子を見に来てくれるし、困って連絡すると、すぐに返事をくれて。「じゃあ、帰りに寄るね」って、すぐ来てくれるんです。そして、すぐにアドバイスくれたり、修理してくれたりするんです。棟梁ホットラインですよ。大手住宅メーカーで建てた友人に「カスタマーサポートの電話はないの?」って聞かれたことがあったのですが、そういう意味のカスタマーサポートセンターはないですね(笑)。いきなり棟梁直通のLineで相談してます。それに即対応といっても、加藤さんは押し付けてくる感じではなくて、説明して選択肢を示してくれるんです。ちゃんとデメリットについても説明してくれます。いいところも悪いところも包み隠さず教えてくれる。この安心感はすごいですよ。信頼しきっているので、次に建てる時の選択肢として、加藤さん以外は考えられませんでした。自然な流れで加藤さんに相談しました。

木のぬくもりを感じる防音室

この建物のイチオシ・ポイントを教えてください。

このレッスン室ですね。防音になっているんです。

奥様はピアノの先生。今日ご夫妻にお話を伺っているのもピアノレッスン室で、グランドピアノが2台置かれています。ここは木のぬくもりを感じる部屋でありながら、防音の機能を備えているのです。朝早い時間から、夜遅い時間までレッスンがあるので、どうしても音の対策が必要になります。

木造で、木に囲まれた部屋でありながら、防音機能を備えている!? 少し驚きながら奥様にお話を伺いました。

防音機能

この部屋、完全防音ではないものの、外に漏れるのは日常会話程度の音量です。大都会ではないので、これで十分なんですよ。うちは夫婦で日本家屋がいいと思っていて、どうしても木の良さを活かした和風の家にしたかったんです。木の香りがして、木のぬくもりが感じられる家で、なおかつ防音性を備えたかったんです。それにコストも抑えられるので、あえてこのタイプを選びました。

加藤建築の棟梁は、ピアノを弾かれる方の日本家屋を数多く手がけていて経験が豊富なので、いわゆる「完全防音」にこだわらなくても、費用対効果のよいベストバランスの防音性の確保を提案ができるのが強み。また、自然の木の良さを活かしつつ防音性を追求できるのが強みなのです。防音室というと、無機質なイメージを抱きますが、こちらのレッスン室は無機質さを感じません。木をふんだんに使った純粋な日本家屋というイメージを受けました。本当に防音性が高いの?というのが、正直な感想でした。しかし、しっかりと防音してくれるので安心してレッスンできるとおっしゃいます。

ピアノ教室には、たくさんのお子さんが通ってきます。付き添いの親御さんもみえるのですが、このレッスン室には驚かれます。こんなに木に囲まれていて!木の良い香りがする!と。
実は、わたし、海外で暮らしていたこともあるんです。だからこそ、思うんです。日本の気候・文化にあった日本家屋の良さを、若い世代、子どもたちに知ってほしいなと。

海外経験もある奥様だからこそ、日本の自然や文化の良さをご存じなのだと感じました。しかし、奥様の生徒さんに対する思いは、それだけにとどまりません。レッスン室にはたくさんの譜面や教本が収められた書棚がありますが、ここにも生徒さんへの想いがあふれています。

実は、この離れを建てる前に、このあたりでちょっと大きい地震があったんです。そのとき、加藤さんが建てた家にいた家族は平気だったのに、同じ敷地の別の家にいた家族はドスンという揺れがとても怖かったんです。加藤さんの建てる家は、地震に対して強いんだなと身をもって知りました。
ピアノ教室では、大切なお子さんを預かっています。地震などがあったときにも、子どもがけがをしてはいけません。お預かりしているお子さんに万一のことがあっては……。なので、このアクリルがはめ込まれた書棚には、地震があっても物が飛び出さないように、割れたガラスが飛散してしまわないように、という配慮がされているんです。こういうことも、加藤さんからのアドバイスがあったからこそなんですが。

ご主人様のリモートワークに対応する書斎も

この離れには、書斎もあるんですね。

そうなんです。リモートワークができる書斎を作りました。
最初書斎は考えていなくて、物置があればいいなと思っていたんです。しかし、漠然と新築の話を進めているうちに、リモートワークへの対応の問題が出てきました。今まで母屋の片隅にパソコンを置いて仕事をしていたのですが、このご時世でリモートワークの機会が増えてきて、このままではちょっと厳しいなということになって……。
加藤さんのアドバイスで、仕事に集中できる書斎も作ることしました。はじめは物置プラスαでいいかなと思ったのですが、加藤さんが、しっかりしたものを作ったほうが良いと助言してくれたんです。それでこんな風になりました。

書斎

窓が2面にあって、採光もよく、造り付けの机もあります。机の中央には凹みが設けられ、ケーブルやモニターのアームを収納することもできるんです。こうしておけば、座っての作業のみならず、スタンディングデスクとしても使えるので、長時間のパソコン作業にも耐ええます。

細かい配慮が行き届いた書斎、うれしそうにご主人が説明してくださいました。

収納

収納もたくさんあるんです。正直、こんなにいいもの、しっかりしたものができるとは! 想像以上でした。今から使うのが楽しみです!

子どもには、日本の良さを伝えたい

印象的なできごとはありますか?

建築中、子どもに中に入って見学させてくれたんです。何度も何度も。子どもは、遊びに行く感じでしたね。

廊下

子どもには、日本の気候や風土にあった日本家屋の良さを知ってほしいと思っていました。「本物の家」というものを教えたかったんです。日本の文化を大切にしてほしいから。だから、建てている過程も見せられたのは本当によかったです。大黒柱には、紅白の布が巻いてありました。最近はあまり見る機会がないですよね。それも子どもと一緒に見れたんです。
実はですね、子どもが夏休みの宿題で加藤さんに「大工さんの仕事」という題でインタビューをしました。加藤さんはていねいに話してくださって、子どもも大喜び。とてもありがたかったです。

傘天井

家は建ててから

棟梁にひとことお願いします

素敵な家、ありがとうございました。そして、今後もよろしくお願いします!
棟梁直通Lineは、私たちにとって最高のカスタマーサポートセンターです!

これから家を建てようと思っている方へメッセージをお願いします

家は建ててしまえば終わり、というイメージがあるかもしれません。しかし、メンテナンスや生活のしやすさ、健康に生活できるかというのが大切だと思います。接着剤を使わない、木と土と石と紙でできた家は、人にやさしいです。住むと本当にわかります。加藤さんの建てる家は、建てたときが一番の状態ではなく、住んでからどんどん良くなっていく感じです。
家は末永く長く付き合っていくものだと思って、選んでみてください。本当、加藤さん、お勧めです。

前面写真入母屋